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ボクシングの世界チャンピオンは芸能人として成功する人が多い

ボクシング

スポーツの世界を引退して芸能界に入って来る人は多いものの、特にボクシングの世界チャンピオンの中には引退後に指導者ではなく芸能界入りする人が多数います。

その先駆けになった存在と言えるのが、「ガッツポーズ」の生みの親として知られるガッツ石松さんで、1966年にプロデューしたのち1974年にチャンピオンとなりました。その後、2年以上に渡ってベルトを保持しますが、王座陥落後の1978年に引退して、俳優として活動するようになります。俳優としては訛りのある役を得意とし、様々な地方出身者等を絶妙に演じて俳優としての評価を高めていきました。1990年代に入ると、独特な天然系キャラクターが受けてバラエティータレントとして活躍するようになり、今では国民的タレントの一人となっています。

ガッツ選手と同時期に活躍した活躍した石垣島出身の具志堅用高氏も、1981年に引退してからジムを開設して指導者として活動する一方でタレントとしても活動するようになりました。2000年代に入るとガッツさん同様の天然キャラが受けてバラエティ番組から引っ張りだこの状態となり、老若男女から幅広く愛されています。

同じく沖縄出身者で言うと具志堅さんに影響を受けてプロボクサーになった1980年代前半の世界チャンピオン・渡嘉敷勝男氏は1984年に現役を引退して芸能界入りしました。その後、1990年代前半にフジテレビ系の大人気クイズ番組「平成教育委員会」での天然キャラから来る面白い回答がバカ受けして、時の人となった時期があります。

2000年代に入っても内藤大助など人気芸能人が次々に誕生しているため、面白いキャラクターの人が引退すると芸能事務所からすぐにオファーが来る傾向です。